
ASPとはどんなもの?
アフィリエイトASPとはどんなものなのでしょうか?
私も社会人になって30年近くなりますが、アフィリエイトを知るまでASPのことはまったく知りませんでした。30年前は身近にあったものとしては、ワープロとしてシャープの書院が一般的であった頃で、当然アフィリエイトもない時代です。
1995年にWONDOW95が発売されることになって、パソコンが身近なものになってきました。アフィリエイト発祥の地はアメリカだったんですね。1996年アマゾンドットコムのアソシエイトプログラムがアフィリエイトの始まりです。
日本では、バリューコマースが1999年にアフィリエイトプログラムの提供を始め、2000年(株)ファンコミニケーションがA8netの業務を開始しました。
アフィリエイトの始まりと同時にASPというサービスが生まれました。
ASPサービスは、【アフィリエイト・サービス・プロバイダ】の略になります。
ASPの中にサービスという言葉が入っているので、言葉としては少し不自然ですが、いまではASPはアフィリエイトをするために必要不可欠なサービスとして定着しています。
広告主はASPを通して広告の掲載を依頼します。そんな広告をあなたがASPを通してたくさんの選択肢の中から好きな商材・サービスを選び出すことになります。
⇒ 「アフィリエイトのためのASPの一覧を作ってみました」はコチラ
ASPにはどんな種類があるの?
1.オープン型ASP
ネット上に公開されているASPのことをオープン型ASPといいます。基本的にASPというと、このオープン型ASPのことを指します。
有名なところでは、A8net、afb(アフィリエイトB)、アクセストレード、バリューコマース、もしもアフィリエイトなどがあります。
2.クロズードASP
一方で、一般募集していない、検索結果に公式サイトが存在しない、あってもログインしないと中が見れない、審査がとても厳しいといったASPをクローズドASPといいます。
クローズドASPは、提携できるプログラムは少ないものの、厳選されたアフィリエイトプログラム(商品・サービス)を持ち、高単価であることが特徴です。
おすすめは、レントラックスでスーパーアフィリエイターが多いことでも有名です。登録すると頻繁にメールにて情報を送ってもらえます。
新着のアフィリエイトプログラム(商品・サービス)も多くありますし、同じ商品・サービスでも、オープン型ASPよりも単価が高く設定されており報酬アップにつながります。
他にもいろいろありますが、Link-Aも審査がなくスムーズに提携しやすいので、登録することをおススメします。
3.ECモール型ASP
ECモール型ASPは、大手ECサイトや自社内で多くの売り物をもつ企業などが運用するASPのことです。
※ECとは、electronic commerceの略で、自社の商品やサービスをインターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売することです。
もっとも有名なのは、楽天アフィリエイトですね。楽天市場のほとんどの商品を取り扱うことができて審査もありません。
次に有名なのは、amazon associateです。
楽天アフィリエイトと同様にアマゾンの商品のほとんどを取り扱うことができます。
ただし、amazon associateは審査があります。
しかもその審査はかなり厳しいことで有名で、私も何度となく審査が通らなかった経験があります。
品揃えの多さと楽天アフィリエイトよりも報酬額が高いのでお得です。
しっかりと作りこんで記事数も20以上、一つの記事の文字数2000文字以上のブログをつくれれば挑戦すると良いかと思います。
ただ、審査に通らないからといってムキになって時間を費やすことはやめましょうね。(私も経験してしまいました)
4.クリック課金型ASP
クリック課金型ASPは、アフィリエイトプログラム(商品・サービス)の広告を自分で選んで貼るものではなく、広告がクリックされただけで報酬が発生するASPです。
そのためには、アクセス数が多くあることが必要条件になってきますね。
比較的アクセスの多いトレンドアフィリエイトとの相性が良いと言われています。
一番有名なのは、Google アドセンスです。
ただし、クリック単価も国内ではトップページクラスですが、さまざまな規約があり審査に通りにくいといったデメリットもあります。
5.情報商材型ASP
情報商材型ASPにもさまざまな種類があります。
一番信頼度の高いASPはインフォトップです。
将来情報商材を販売しようとしているなら登録しておくことをお勧めします。
⇒ 「アフィリエイトを始めるなら複数のASPに登録しよう」はコチラ
広告主とアフィリエイターの関係とは?
そうなると広告主とアフィリエイターの関係ってどうなるか気になりませんか?
広告主とアフィリエイトの関係は、絶妙なバランスの上に成り立っています。
広告主からみれば、アフィリエイターは【よりユーザーに近いメディア】としての位置を占めているわけです。
広告主は自分たちで決めた報酬額でアフィリエイターに代理に販売してもらっていることになりますよね。
固定費をクリアすれば、それ以上売れる件数がそのまま広告主の利益になります。
社会におけるアフィリエイターの立ち位置は、広告主が売りたい商品を数多く売ることで、多くの商品・サービスをユーザーに提供することになります。
俯瞰してみると広告主から見れば商品を販売するための営業部隊のようなものではないでしょうか?
そのように考えると広告主側が偉いということにはなりませんし、むしろアフィリエイターは広告主にとってはありがたい存在になるわけですね。
アフィリエイターと広告主はアフィリエイトプログラム(商品・サービス)を通じた関係であって、直接触れ合うわけではありませんが、パートナーの関係であることが理想です。その理想を実現するためには、成果を生み出すことが近道です。
ASPとアフィリエイターの関係とは?
アフィリエイトをするためには、アフィリエイターにとってASPは必要不可欠の存在です。
アフィリエイターが報酬を上げていくと、当然ASP側も広告主からもらえるお金が増えていき儲かるわけです。
つまり、ASPを私たちは味方につけるべきです。
私がアフィリエイトをするにあたって一番強く感じたこと、違和感を感じたことでもありますが、基本的にASPさんと電話でやり取りをすることがありません。
電話番号を記載していないか、していても分かりにくいところにあります。
大手ASPのA8.netですら、至急時の電話・FAX番号として、お問い合わせの最後に記載がありますが、メディア会員様(つまりアフィリエイター)の電話でのお問い合わせは受け付けていないと明言しています。
基本はメールですよね。
他業種で電話で仕事をしてきたために、メールはどうもまどろっこしくて性にあいません。
電話で話しがしたいのですが、それは難しいですよね。
確かに電話でのサポートを無料で受け付けていたら、人件費などでかかりすぎて事業が成り立たないのではとも思っています。
だいぶ、その環境にも慣れてきました。
話が少しずれてしまいましたが、最初に記載したようにアフィリエイターが報酬を上げれば、ASPも儲かるわけですから、アフィリエイターにとってASPは味方になってもらうべき存在です。
ASPはアフィリエイターに少しでも稼いで欲しいと思っているわけですから、電話は難しいですが、メールで問い合わせをすれば答えてくれます。
あなたが紹介しようとしている商品がどれくらい売れていて、承認率がどれくらいで、切り口はどのようにしたら良いのかを丁寧にきちん礼儀をわきまえて、熱心に尋ねれば普通に教えてくれますよ。
もし、あなたがASPさんと距離をとって、メールもしたことがないのであれば、一度自分の欲しい商品の情報をメールで尋ねてみることをおススメします。
まとめ
実は、ネットの世界ではありますが、メールをすることはリアルの世界と同じで、常識をわきまえて接する必要があります。
メールだけだからと自分勝手な振る舞いで迷惑をかけると、自分で自分の首を絞めることになりかねません。
メールで問い合わせをして、返事をいただければ、きちんとお礼のメールをするのは当たり前ですよね。
でも、実際には誠意を持って接しようと思っても、乱暴で自分勝手な人が残念ながら存在します。
メールをするときは、送信までに一度しっかり読み直して、自分がそのメールをもらったらどのように感じるか、気分を害しないか確認してから送ることを習慣にしましょう。
コメントを残す